入学式でクラス唯一のショトカ美少女に恋をした 〜なぜか僕だけに積極的な彼女に翻弄されて〜

高校の入学式の日。自分のクラスまでの道のりがわからず、迷っていたところに声をかけてきた女子がいた。

僕と身長がほとんど変わらない、ショートカットの明るそうな女の子。彼女の案内に従って自分のクラスに到着すると、僕と彼女は同じクラスだった。

僕なんかを案内してくれた優しい性格。ふと見せた穏やかな笑顔。どこか活発さを感じるオーラとスマートな体型。さっぱりとした柑橘系の匂い。そして……短めの彼女の髪型。陽の当たらない僕とは別世界の人間。これ以上、深く関わることはないであろう人種。

ーーでも、入学式のこの日、僕は彼女に恋をした。
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