薔薇色の毒
ウィスタリア王国の美貌の王子ルイセル(16)は、若い男を誘惑することで有名なミゼ・アガナ侯爵夫人(28)に夜会で媚薬を盛られる。
口移しでワインを飲まされ、意識を失いかけた王子は、密室に連れ込まれてしまう。
だが、偶然部屋に入った侍女リリア(18)がその異変に気づき、近衛騎士を呼んで王子を救出。
リリアの機転と勇気に感謝したルイは、彼女を王子付きの侍女として迎え入れる。
一人の少女の行動が、王子の命を救い、彼女の人生を大きく変える転機となった――。
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はじめまして。
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わたくし、ここの主(あるじ)であり、夜間専門のカウンセラー、**一条 凛子(いちじょう りんこ)**と申します。
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あなたが、ようやく重たい鎧を脱いで、ありのままの姿で羽を休めることができる——夜だけ開く、特別な保健室です。