#消えたい僕は君に150字の愛をあげる

旧題:透明な僕たちが色づいていく

誰かの一番になれない僕は、今日も感情を下書き保存する

空気を読むのが得意で、周りの人の為に動いているはずなのに。どうして誰の一番にもなれないんだろう。

家族にも友達にも特別に必要とされていないと感じる雫。
そんな雫の一番大切な居場所は、”150文字”の感情を投稿するSNS「Letter」

苦手に感じていたクラスメイトの駆に「俺と一緒に物語を作って欲しい」と頼まれる。
ある秘密を抱える駆は「letter」で開催されるコンテストに作品を応募したいのだと言う。

二人は”150文字”の種になる季節や色を探しに出かけ始める。

誰かになりたくて、なれなかった。
透明な二人が150文字の物語を紡いでいく。
24h.ポイント 28pt
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