贄と呼ばれた俺は、神を殺す
七柱の神が支配する異世界エルディア。
生まれながらに与えられる能力「神印」によって、人間の価値が決められる世界。強い神印を持つ者は祝福され、弱い神印を持つ者は見下され、そして神印を持たぬ者は存在する価値すら認められない。
そんな世界に召喚された、ひとりの青年がいた。
黒瀬玲。
彼は異世界の王国にとって、勇者となるはずの存在だった。
だが、鑑定の結果は――無能。
王国は彼を切り捨て、誰も生きて帰ったことのない北方神殿へと送り込む。そこに待っていたのは、救いのない絶望と、神々が歴史から抹消した恐るべき秘密だった。
これは、世界に見捨てられた青年が、世界そのものに牙を剥く物語。
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