婚約破棄された令嬢は、二度と彼を愛さない
「アリア・フォン・ベルクレイン。君との婚約を破棄する」
華やかな音楽が流れていた大広間に、その言葉だけが異様なほど鮮明に響いた。
私は手にしていたグラスを、落としそうになった。
目の前に立っているのは、私の婚約者――エドワード殿下。
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