婚約破棄を告げられた令嬢は、笑顔で家を出ました
リリアーナ。君との婚約を破棄する」
夕暮れの応接室に、その言葉が落ちた。
目の前にいるのは、私の婚約者だった。
エドワード・グランディア侯爵令息。
幼い頃から婚約を結び、十年以上を共に過ごしてきた人。
私は彼のことが好きだった。
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