婚約破棄ですか?それなら私はあなたのいない人生を楽しみます
「アリシア。君との婚約を破棄する」
王都でも名の知れた大広間。
色とりどりの花が飾られ、楽団が優雅な音楽を奏でる中、私は婚約者であるレオナルド殿下から、あまりにも突然の言葉を告げられた。
周囲がざわめく。
けれど私は、驚かなかった。
むしろ――ようやく、この日が来たのだと思った。
「……理由を、お聞きしても?」
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