【完結】大聖女に搾り尽くされた元聖女は、辺境伯の溺愛に気づかない。
16歳の聖女リディアは、生まれながらの祈りの才を持ち、“奇跡の乙女”として国に仕えてきた。
だがその純粋さを利用したのは、誰よりも信じていた人たちだった。
偽りの慈愛を掲げる大聖女と、その傍らで笑う王太子。
二人に力を吸い尽くされ、まだ十六にして髪は白く、頬には皺。
“聖女失格”の烙印を押され、婚約破棄で晒し者となった彼女に残されたのは――わずかな息と、祈る癖だけだった。
そんな絶望のなか、届いたのは一通の書状。
送り主は「恐ろしい」と噂される北方の辺境伯イザーク。
文面には、ただ一言。
「我が妻となってほしい」
それは罠? 憐れみ? それとも――。
だがその純粋さを利用したのは、誰よりも信じていた人たちだった。
偽りの慈愛を掲げる大聖女と、その傍らで笑う王太子。
二人に力を吸い尽くされ、まだ十六にして髪は白く、頬には皺。
“聖女失格”の烙印を押され、婚約破棄で晒し者となった彼女に残されたのは――わずかな息と、祈る癖だけだった。
そんな絶望のなか、届いたのは一通の書状。
送り主は「恐ろしい」と噂される北方の辺境伯イザーク。
文面には、ただ一言。
「我が妻となってほしい」
それは罠? 憐れみ? それとも――。
あなたにおすすめの小説
『お前が運命の番だなんて最悪だ』と言われたので、魔女に愛を消してもらいました
志熊みゅう 竜族の王子フェリクスの成人の儀で、侯爵令嬢クロエに現れたのは運命の番紋。けれど彼が放ったのは「お前が番だなんて最悪だ」という残酷な言葉だった。
異母妹ばかりを愛する王子、家族に疎まれる日々に耐えきれなくなったクロエは、半地下に住む魔女へ願う。「この愛を消してください」と。
恋も嫉妬も失い、辺境で静かに生き直そうとした彼女のもとに、三年後、王宮から使者が現れる。異母妹の魅了が暴かれ、王子は今さら真実の愛を誓うが、クロエの心にはもう何も響かない。愛されなかった令嬢と、愛を取り戻したい竜王子。番たちの行く末は――。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
『都合のいい女』枠で捨てられたはずの私でしたが、氷の公爵様が「お前がいない場所には意味がない」と言い出しました
にたまご"都合のいい道具"として扱われてきたはずだった。
「使えないなら帰れば?」
「あなたなんて、最初からいらなかったのよ」
瘴気の渓谷に置き去りにされた浄化術師リーネに残されたのは、自分の身ひとつと結界だけ。
荷物もない暗闇の中、淡い光を纏って歩いていたら、無口でいつも冷たいあの人が、初めて私に本心を打ち明けてくれて——
※短編完結/不器用/ざまぁ/溺愛
私が本当に家出をしたことを知って、旦那様は分かりやすく後悔し始めたようです
睡蓮リーディッヒ侯爵様、婚約者である私がいなくなった後で、どうぞお好きなようになさってください。あなたがどれだけ焦ろうとも、もう私には関係のない話ですので。
ヒロインと結婚したメインヒーローの側妃にされてしまいましたが、そんなことより好きに生きます。
下菊みこと主人公も割といい性格してます。
アルファポリス様で10話以上に肉付けしたものを読みたいとのリクエストいただき大変嬉しかったので調子に乗ってやってみました。
小説家になろう様でも投稿しています。
完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ
音爽(ネソウ)アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。
だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。
相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。
どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。
転生先は望んだ悪役令嬢でしたが〜公爵の執着から逃げられません〜
ホロロン前世では、家でも学校でも居場所を持てなかった少女
「誰にも期待せず強い自分」になることを願いながら命を終えた。
そして転生した先は――
小説で何度も読んだ強い悪役令嬢。
望んだ通り誰にも縋らず生きられる立場。
嫌われることも傷つくことも、すべて受け入れるはずだった。
――あの瞬間までは。
「来い」
断罪の場で手を差し伸べたのは冷酷と噂される公爵アルヴェリオス。
彼はなぜか彼女を選び囲い込み、逃がさない。
距離感のおかしい保護。
過剰なほどの管理。
それはやがて執着と溺愛に変わっていく。
戸惑いながらも少しずつ与えられる優しさに触れ、閉ざしていた心を開いていくゼルフィナ。
けれど彼女はまだ知らない。
この出会いが初めてではないことを――
そして彼の執着が、遠い過去から続く「たった一つの後悔」から来ていることを……。
これは、愛されることを知らなかった少女が「生きていてよかった」と思えるようになるまでの物語