災厄の竜と名無しの子
これより新たな物語を語りましょう。
これは、災厄の竜と呼ばれた竜神とその竜神に捧げられた名無しの少女の物語。
『幽閉塔の彼女と僕』のルークの両親が語る、愛の物語。
それでは準備はよろしいですか?
これより開幕!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私は、その生物の前へと立って、笑顔でこう言った。
「こんばんは! あなたは私を殺してくれますか?」
心に空いた穴が塞がるような感覚を感じながら、私は笑った。
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