一目惚れされた省エネオメガは、恋愛が分からない
受けに甘い年上商人α(28) × 無自覚に振り回す美人Ω(18)
公爵令息でオメガのリオネルには、欲しいものがなかった。
婚約者のヴィネス王子とは恋愛関係ではないが、家族のような深い信頼で結ばれている。
面倒なことはなるべくせず、好きなだけ昼寝のできる今の生活も気に入っていた。
これ以上、望むこともない。
――そのはずだった。
「リオネル・ヴァレリウス。お前との婚約を破棄し、国外へと追放する」
「はあい、えっと、承りました」
騒然とする広間で、リオネルだけは平然としていた。
婚約破棄も国外追放も、すべてヴィネスたちと示し合わせた芝居なのだから。
そして追放先には、今のリオネルが会いたくて仕方のない男がいる。
隣国の大商会で副商会長を務めるアルファ、アーヴィン・ベルグレイヴ。
初めて会った夜、差し出された手に触れただけで項に熱が走った。
「なんか嫌だ……」
わけが分からないことも、自分のペースを乱されることも嫌いだったはずなのに。
何も欲しくなかった自分が、どうしてあの男だけは欲しいと思うようになったのか。
アーヴィンのもとへ向かう馬車に揺られながら、リオネルはあの夜から国外追放までの日々を思い返す。
※独自オメガバース要素あり
※受けと距離の近い男キャラがいます(当て馬、三角関係にはなりません。別で相手がいます)
※薄めですがサブCPあります
完結保証、一日二、三話ペースで投稿予定
アーヴィン×リオネル
公爵令息でオメガのリオネルには、欲しいものがなかった。
婚約者のヴィネス王子とは恋愛関係ではないが、家族のような深い信頼で結ばれている。
面倒なことはなるべくせず、好きなだけ昼寝のできる今の生活も気に入っていた。
これ以上、望むこともない。
――そのはずだった。
「リオネル・ヴァレリウス。お前との婚約を破棄し、国外へと追放する」
「はあい、えっと、承りました」
騒然とする広間で、リオネルだけは平然としていた。
婚約破棄も国外追放も、すべてヴィネスたちと示し合わせた芝居なのだから。
そして追放先には、今のリオネルが会いたくて仕方のない男がいる。
隣国の大商会で副商会長を務めるアルファ、アーヴィン・ベルグレイヴ。
初めて会った夜、差し出された手に触れただけで項に熱が走った。
「なんか嫌だ……」
わけが分からないことも、自分のペースを乱されることも嫌いだったはずなのに。
何も欲しくなかった自分が、どうしてあの男だけは欲しいと思うようになったのか。
アーヴィンのもとへ向かう馬車に揺られながら、リオネルはあの夜から国外追放までの日々を思い返す。
※独自オメガバース要素あり
※受けと距離の近い男キャラがいます(当て馬、三角関係にはなりません。別で相手がいます)
※薄めですがサブCPあります
完結保証、一日二、三話ペースで投稿予定
アーヴィン×リオネル
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