実質賃金マイナスの名探偵・氷室は、今日も眠れない~12連勤の果て、有給2連の自己暗示(IQ280)で殺人事件を爆速解決して寝る~

「犯人を挙げるより実質賃金を上げろ」12連勤マイナス探偵は今日も眠れず

彼にとって、殺人事件は悲劇ではない。ただの『無償残業(サビ残)』だ。

ブラック企業の四次請けSE・氷室(ひむろ)。
12連勤で常に死にかけている彼にとって、死体への遭遇は恐怖の対象ではない。
「帰宅を阻む業務妨害」だ。

「警察の事情聴取? ……ふざけるな、明日は待望の休日なんだぞ」

睡眠時間を死守するため。ただそれだけのために、
彼は安物の栄養ドリンクで脳を強制覚醒(オーバークロック)させる。
犯人が綿密に計画した完全犯罪を、IQ280の暴力的な論理で「秒殺(デバッグ)」して即帰宅。

報酬はゼロ、残るのは疲労と虚無感だけ。 実質賃金が下がり続ける現代日本が生んだ、
最も優秀で、最もやる気のない名探偵の倒叙ミステリー。
24h.ポイント 42pt
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小説 18,658 位 / 215,015件 ミステリー 138 位 / 4,907件

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