殿下が今ナンパしているのは、あなたがドヤ顔で婚約破棄を言い渡した私でございます【強火ざまぁアリ】
「君とは婚約破棄をさせてもらうよ」公爵令嬢のレイチェルが愛する王子は、隣に見知らぬ女を連れてそう言った。反論しようにも、王族の権限で無実の罪を着せられてしまい、レイチェルは失意のまま婚約破棄を受けるしかなかった。
そうして全ての地位を失ったレイチェルは、絶望のまま日々を過ごしていたのだが、気分転換にと変装をして街に繰り出したことで、その生活が一変する。
「そこの君、ちょっといいかな?」なんと変装したレイチェルにナンパをしてきたのは、婚約破棄したはずの王子だったのだ。しかも王子はレイチェルの変装には気付いていなかった。そこでレイチェルは思いつく。この男をとことんまでたぶらかして、どん底に叩き落としてやろう、と。
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