あなたにおすすめの小説
【完結】天才デザイナーと呼ばれた妹は、私のデザイン帳が尽きた途端に立ち行かなくなりました
しばゎんゎん妹は王都で天才デザイナーと呼ばれていた。
けれど、その作品を描いていたのは私だった。
家族は見て見ぬふりをし、婚約者は妹を選び、私は家を追われる。
それでも構わなかった。
なぜなら、本物の才能まで奪うことはできないのだから。
北部の小さな工房で再出発した私と、残されたデザイン帳を使い続ける妹。
やがて最後のページが尽きた時、全てが明らかになる。
そこまで幼なじみが大切なら、私は婚約者でなくて結構です
コルク傘侯爵令嬢エルセは、幼い頃から婚約者である次期公爵ラインハルトを支え続けてきた。
社交界での根回し、商会との交渉、領地経営の補佐――。
不器用な彼に代わり、誰にも気づかれない場所で公爵家を支えてきたのは、いつだってエルセだった。
けれどラインハルトが最優先するのは、体の弱い幼なじみの男爵令嬢ミーナ。
「ミーナは家族同然なんだ」
「君は聡明なんだから理解してくれるだろう?」
その言葉を何度も聞かされるうちに、エルセの心は少しずつ冷えていった。
そして十八歳の誕生会の日。
主役であるはずの自分を置き去りにし、ラインハルトはまたミーナのもとへ駆け出していく。
――もう、十分です。
翌朝、エルセは婚約指輪と大量の書類を残し、静かに去った。
その後、公爵家では次々と問題が噴出。
商会は離れ、人材は流出し、社交界の評価も急落していく。
一方、新たな土地で能力を認められたエルセは、彼女を一人の人間として尊重してくれる侯爵アレクシスと出会う。
失って初めて気づいた後悔。
けれど、もう遅い。
これは「都合のいい婚約者」を辞めた令嬢が、本当の幸せと愛を手に入れる物語。
冷酷公爵と呼ばれる彼は、幼なじみの前でだけ笑う
由香“冷酷”“無慈悲”“氷の貴公子”――そう恐れられる公爵アレクシスには、誰も知らない秘密がある。
それは、幼なじみのリリアーナの前でだけ、優しく笑うこと。
貴族社会の頂点に立つ彼と、身分の低い彼女。
決して交わらないはずの二人なのに、彼は彼女を守り、触れ、独占しようとする。
「俺が笑うのは、お前の前だけだ」
無自覚な彼女と、執着を隠しきれない彼。
やがてその歪な関係は周囲を巻き込み、彼の“冷酷”と呼ばれる理由、そして彼女への想いの深さが暴かれていく――
これは、氷のような男が、たった一人にだけ溺れる物語。
小国の王女は帝国を救う〜薬姫と呼ばれた才女の帝国改革記〜
しばゎんゎん小国リスティア王国の王女エリシアは、宗主国である帝国へ留学することになる。
将来は帝国貴族へ嫁ぐことを前提とした、半ば人質としての留学。
だが、自然豊かな小国で育った彼女には、帝国すら持たない薬学知識があった。
流行り病、貴族優先の医療制度、切り捨てられる平民。
帝国の歪みを知ったエリシアは、小さな知識と記録を武器に、人々を救い始める。
やがてその力は、帝国の政治すら動かしていくこととなり…。
これは、辺境の薬姫と呼ばれた一人の王女が、帝国を変えていく物語。
あなたと共にある日々を
夢草 蝶 リリーシャは婚約破棄をした。
彼が愛しているのは私だと言う女性が現れたことがきっかけだった。
季節は巡り、冬のある日、リリーシャは新たな婚約者と出会う。
新しい婚約者のリオンは無邪気ながらもどこか掴みどころのない青年だった。
共に過ごすうちにリリーシャとリオンは少しずつ近づいていく。
しかしある日、リリーシャは元婚約者からリオンの過去を聞かされて――。
雪の中にいるように静かに、けれど確かに一歩ずつリリーシャは歩み出す。