あめ

あめ

のんびり気ままに書きたいものを書いていきます。
6
恋愛 連載中 短編 R15
「君のその態度は、本当に私を苛つかせるな」 国王エドモンドの正妃となったセレナは、夫から愛されることを諦めていた。 明るく華やかな側妃エミリアが寵愛される一方、セレナは王宮の誰からも軽んじられている。 それでも、誰かの役に立てることだけを喜びとして、ひっそりと日々を過ごしていた。 ――あの日までは。 身に覚えのない盗難の罪を着せられ、地下牢へ送られたセレナ。 誰にも信じてもらえなかった彼女を救ったのは、隣国の皇帝ルーファス・ヴァレンシュタインだった。 彼もまた、気まぐれに彼女を救っただけであったが───。 すべてを諦めていた正妃の運命が、ここから大きく変わり始める。 そして彼女を失った国王は、ようやく気づくことになる。 自分が手放したものが、どれほど大切だったのかを――。 これは、誰からも愛されず、疎まれてきた正妃が幸せになる物語。
24h.ポイント 25,128pt
小説 53 位 / 231,479件 恋愛 41 位 / 66,813件
文字数 136,830 最終更新日 2026.09.13 登録日 2026.09.05
恋愛 完結 短編
「アメリアなら、そんな事はしない」 伯爵令嬢エレノアには、幼い頃から瓜二つだと言われ続けてきた女性がいる。 公爵レオンハルトが、誰よりも愛した婚約者――アメリア。 彼女は数年前、突然この世を去った。 最愛の女性を失ったレオンハルトは、今も彼女を忘れられずにいる。 そんな彼の前に現れたのが、アメリアと驚くほどよく似たエレノアだった。 莫大な報酬と引き換えに、エレノアはレオンハルトとの婚姻を受け入れた。 周りからはアメリアの代わりとして求められるエレノア。 アメリアが好きだったドレスを着る。 アメリアが愛した香水を纏う。 彼女の好きだった料理を覚え、彼女の話し方や仕草まで真似る。 …それでも、いつか彼が、自分を見てくれるかもしれない。 ――そんな淡い期待を抱いて。 けれど。 「違う。アメリアはそんな笑い方をしない」 「アメリアなら、こんなことは言わない」 「……どうして君は、アメリアじゃないんだ」 どれだけ頑張っても、レオンハルトが見ているのはエレノアではない。 彼の目に映っているのは、いつだって死んだアメリアだけだった。 そして二年後。 契約期間の終わりを迎えたエレノアは、彼に告げる。 「もう、終わりにしましょう」 「……待て。もう少しだけ、私のそばに居てくれ。君はますます、アメリアに似てきた」 その言葉を聞いた瞬間、エレノアは笑った。 ――私は、いつまでアメリア様の代わりでいればいいのでしょう? 彼女が生き返るまで? それとも、あなたが私を彼女だと思い込めるようになるまで? 「私はアメリア様ではありません」 「あなたが愛した女性の代わりでもありません」 「私は――私です」 そう言って、彼女は公爵家を去った。 そして初めて、レオンハルトは気づく。 失ったのは、愛する女性の身代わりではない。 自分を誰よりも理解し、支えてくれていた――一人の女性だったのだと。 「エレノア。戻ってきてくれ」 「……どうしてですか?」 「アメリアの代わりなんかじゃない。君を愛している」 「その言葉は、私が公爵夫人であった頃に聞きたかったです」 遅すぎた愛と、傷ついた令嬢。 一度壊れてしまった二人の関係は、再び動き始めるのか? それとも───?
24h.ポイント 15,990pt
小説 79 位 / 231,479件 恋愛 59 位 / 66,813件
文字数 134,713 最終更新日 2026.09.13 登録日 2026.08.18
恋愛 連載中 短編
若き皇帝ヴィンセントは悔いていた。 ヴィンセントは確かに妻を愛していたのだ。美しく可憐な妻。一目惚れだった。 だが、彼は妻を疎み、冷遇し、側妃を寵愛した。 まるで、彼女への当てつけのようにーーー。 そして、妻は死んだ。 ※ヒロインが酷い扱いを受けている表現があります。
24h.ポイント 20,082pt
小説 62 位 / 231,479件 恋愛 47 位 / 66,813件
文字数 6,331 最終更新日 2026.09.13 登録日 2026.09.13
恋愛 連載中 長編 R15
「ミレイユは本当に素晴らしい女性だ」 旦那様がそう褒める聖女様。 けれど私は知っている。 彼女が周囲から称賛されているもののほとんどは、私が何年もかけて築き上げてきたものだということを。 領民からの信頼も。 孤児院も。 商人たちとの繋がりも。 気付けば、すべて聖女様の功績になっていた。 それでも私は何も言わなかった。 旦那様や領民たちが幸せなら、それでいいと思っていたから。 けれどある日、旦那様は私に言った。 「君も、少しはミレイユを見習ったらどうだ?」 その瞬間、私は決めた。 「では、私はもう必要ありませんね」 公爵夫人としてのすべてを手放し、私は屋敷を出る。 ――そして、私がいなくなった公爵家は少しずつ変わり始めた。 当然だ。だって、聖女サマは何も出来ないのだから。 「……どうして、こんなことに?」 ようやく旦那様が私の存在の大きさに気付いたときには、もう遅い。 「戻ってきてくれ……!!君が必要なんだ…!! リディア…!!」 「申し訳ありません、旦那様」 私は微笑んで首を横に振る。 だって私はもう、あなたに愛されることを望んでいないのだから。
24h.ポイント 20,547pt
小説 61 位 / 231,479件 恋愛 46 位 / 66,813件
文字数 121,746 最終更新日 2026.09.12 登録日 2026.08.20
ファンタジー 連載中 長編
この世界には、様々な種族が存在する。 人間族、獣人族、エルフ族、魔族、龍族__そして、神。 数が多く、そのほとんどが他の種族に劣る人間族は、他種族の者に見初められ、その伴侶となることが何よりの誇りであった。 選ばれるだけでも名誉。その中でも、どの種族に選ばれるかによってその人間の価値も決まる。 オリピア王国の侯爵家に生まれたリリアーナ。 だが、彼女は正妻の子でありながら、虐げられ、みずぼらしい彼女を伴侶にと申し出る者などおらず、誰にも選ばれない無価値なものとして周囲から嘲りを受けていた。 そして追い打ちをかけるように、妹のレイラがその見目の美しさで、龍族に求婚されるという最高の誉を受けた。 「妹のレイラ様は、龍族に選ばれたそうよ」 「あら、リリアーナ様は…あの年で誰にも選ばれていないのに…お可哀そう」 「でもあれじゃ無理ないだろ。誰も欲しいとは思わないさ」 誰にも選ばれない無価値な令嬢。 誰もがリリアーナを蔑む中、オリピア王国の新たな最高神・アルディオンが、人間の娘を伴侶にするという知らせが舞い降りる。 神が伴侶を選ぶことはない…王国以来の前代未聞の出来事。 誰もが───美しく、聡明で、誇り高い者が選ばれるのだと思っていた。 あるいは、それは自分である、と自信に満ち溢れる者たちも居た。 だが────。 「───ようやく、お前を我が妻に迎え入れられる」 最高神が選んだのは、リリアーナだった。 無価値と蔑まれた行き遅れ令嬢の大逆転シンデレラストーリー。
24h.ポイント 2,456pt
小説 599 位 / 231,479件 ファンタジー 114 位 / 54,389件
文字数 32,820 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.08.28
ファンタジー 連載中 長編
───ステップその1、幸せになることを諦めましょう。 侯爵令嬢エレナは、誰もが認める「悪役令嬢」だった。 婚約者である第一王子ヴィンセントには高圧的な態度を取り、贅沢をねだり、使用人をこき使い、気に入らない令嬢には嫌味を言う。 そんなエレナに、ヴィンセントはすっかり辟易していた。 ───彼女が、婚約者でなければ。 そう思っていたある日、ヴィンセントは一人の少女と出会う。 身分の違いを気にすることなく、困っている人へ自然に手を差し伸べる少女――ミーナ。 彼女と接するうち、ヴィンセントは次第にミーナへ興味を持つようになる。 そして、そのことを知ったエレナは――なぜか寂しそうに、けれど嬉しそうに笑っていた。 「大丈夫、きっと上手くいく…」 そんなある日、エレナの部屋で、一冊の本を見つけたヴィンセント。 表紙には、こう書かれていた。 『猿でも分かる! 悪役令嬢になる方法』 何気なくページを開いたヴィンセントは、そこに記された内容に、絶句する。 『婚約者に嫌われるためには、高慢に振る舞いましょう』 『未来のヒロインは、容赦なくいじめ抜きましょう!』 『婚約者がヒロインに興味を持ったら大成功!』 『最終目標は───婚約破棄! 良くて国外追放、最悪処刑!! これで貴方も、立派な悪役令嬢の仲間入り!!』 そして、その本に書かれている「悪役令嬢」の行動は、ヴィンセントがこれまで見てきたエレナそのものだった。 「…………まさか」 今まで自分を苦しめていたと思っていた我儘も。 嫌味も。 高慢な態度も。 すべて───演技だったのか? エレナは、ヴィンセントに嫌われるために「悪役令嬢」になっていた。 そして、自分をミーナと結ばせるために、自ら身を引こうとしている。 だが、本当のエレナを知ってしまったヴィンセントは、もう以前のように彼女を「嫌な女」として見ることができなくなってしまう。 「俺は、君の思い通りにはならない」 嫌われたい令嬢と、彼女の本心を知ってしまった第一王子。 二人の思惑がすれ違うとき、物語は、本来の筋書きから大きく外れ始める。
24h.ポイント 667pt
小説 2,386 位 / 231,479件 ファンタジー 415 位 / 54,389件
文字数 28,546 最終更新日 2026.09.01 登録日 2026.08.30
6