不死鳥は歪んだ世界を救わない
ある冬の日、小学六年生の未玖(みく)は下校途中、黒い紙袋に入った不思議な卵を見つけた。
好奇心から持ち帰るも母親に咎めれそうになるが、友達の陽彩(ひいろ)からゲーム機を貸したお礼に貰ったと言い、その場をやり過ごす。
未玖は卵を抱きしめたまままま眠ってしまうが、目覚めるとピアノ教室の日である事を思い出し、急いで卵をベッドに入れ部屋を後にした。
レッスンを終えて帰宅すると母親と弟の姿はなく、代わりに燃える翼に赤い瞳、艶のある黒髪、滑らかな白い肌をした不死鳥のダニールが悠然と待ち構えていた。
ダニールは未玖のことを「悪に選ばれし乙女」だと宣言し、「ともに歪んだ世界を救おう」と未玖を否応なく背中に乗せると、灰色の空へ飛び上がる。
不死鳥、神々、天使、悪魔、幻獣などの思惑が複雑に絡み合い、悪に選ばれし乙女となった未玖はどこへ辿り着くのか。
現代を舞台にした、歪んだ愛に溢れたダークファンタジーです。
好奇心から持ち帰るも母親に咎めれそうになるが、友達の陽彩(ひいろ)からゲーム機を貸したお礼に貰ったと言い、その場をやり過ごす。
未玖は卵を抱きしめたまままま眠ってしまうが、目覚めるとピアノ教室の日である事を思い出し、急いで卵をベッドに入れ部屋を後にした。
レッスンを終えて帰宅すると母親と弟の姿はなく、代わりに燃える翼に赤い瞳、艶のある黒髪、滑らかな白い肌をした不死鳥のダニールが悠然と待ち構えていた。
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