愛の言葉より、もっと確かな『番』のつながりを
親に捨てられたトラウマから、人間の心変わりで消える「愛」や「好き」を信じられなかったオメガの・紬(つむぎ)。
彼は、仕事も容姿も完璧なエリートアルファ・蘇芳慧人(すおう けいと)と3年間同棲していたが、法的な確証も番の契りもない「縛らない現代的な関係」に耐えきれず、ある夜、身一つで彼の元を去る。
「お前はただ、黙って俺の側にいればいい」
そう言って自分を溺愛してくれていると信じていた慧人だったが、紬が残していったのは『今までありがとうございました』という冷たい一言と、お揃いのプラチナリングだけだった。
「自由」という名の傲慢が、どれほど彼を傷つけていたのかを知った慧人は、気が狂ったように紬を捜し求める。
これは、愛を恐れたオメガと、愛し方を知らなかったアルファが、すれ違いの果てに「本当の運命」を掴み取るまでの、切なくも溺愛に満ちた再会ラブストーリー。
家庭を築けた後も夫婦、揃ってカウンセリングを受けている。感動的です。
お互いへの深い愛情が感じられます。もう二度と気持ちのスレ違いを起こさないようにですね。
自分も不完全家庭で育ってパートナー間の愛情が信じられない気持ちがあります。
でも、いつまでも傷ついたままじゃダメなんだと思いました。
素晴らしい作品に出会えて感謝です。
神宮寺家系の呪いを自分でも繰り返す恐怖を持つ慧人さんと、両親から捨てられたトラウマでガチガチに縛られた古風な関係を望む紬くん。
自分の背景を伝えずに慧人さんを捨てた紬くんですが、その理由を知った慧人さんが自分の恐怖よりも紬くんがもう戻って来ない事の方が重大事項だった為さっさと仕事を辞め会社を起こし紬くん捜索の日々。
再会シーン、そんなの見ちゃったら『ガーーーーンっっ!』でしかないですが全て偽りだったので無事よりを戻せました。
他のアルファなら番をGETする為なら本人の同意を無視して孕ませちゃったり頸噛んじゃいますが、トラウマ持ちな慧人さんは紬くんに逃げられない為恐怖で心臓バックンバックンさせてガタブルしながらこの行程と婚姻届け記入して提出しに行くというミッションを遂行したと思うと紬くんに「頭撫でなでしていっぱい褒めてあげてーーーーっ!」と言ってあげたくなりますね。
で、3年後のおうちですが、2人でカウンセリングに通いつつも築いてる素敵な家族にぴったりなお住まい。慧人さんはフリーですが、休日にお父さんが子供達と一緒にお庭を駆け回り(なんなら大人しく人懐っこいでっかいワンコと戯れる子供達)、家の中からおやつのと飲み物を持って来たお母さんがテーブルの上にトレイを置いたら(ここら辺はきっちり躾済みw)、「「おかーさーん」」と抱きつきに行った息子達を最初は微笑ましく見てるけど、そのうち我慢の限界にきた慧人さんが「お母さんはお父さんのものだっっ!」ってなって「あらあら。もう、ほんっとお父さんたらっっ💕」な多分2人の想い描く幸せな家族像通りな家庭になってくんじゃないでしょうか。
将来子供達が昔お父さんがお母さんに逃げられた………って知って理由聞いたらガチでびっくりする位その時の事が想像できないおうちになってますよね、たぶん。
慧人さんが本格的にぶっ壊れる前に再会できて無事に番て良かったな………と。
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