君の声が聞きたくて

8年間付き合っていた彼女にプロポーズをした翔真。ところが彼女は翔真の差し出した指輪を受け取ることはなかった。
傷心のまま帰路についた翔真。その途中、不意に翔真の耳に飛び込んできたのは、まるで天使のような歌声だった。
翔真は天使のような歌声を持つ青年、智樹に恋をした。

しかし二人の間には幾つもの壁が立ちはだかり、次に会った時には、智樹は声を失っていた。
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