ロングヘアがなびいたときに


田舎の電車。

2車両目の、1番端の席。


彼女はいつもそこに座る。

人のいない、すっからかんの電車。


彼女のことをもっと知りたい。



俺は、大きなスクールバックから
炭酸水のボトルをとった。

そして、彼女に聞こえるように
おおげさにキャップを回した。
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