ヴィヴァーチェ(vivace)
これは、私、いや私達が彼らの人生を実際に目撃し、これらを後世に残すするために作った日記、歴史書、あるいは自伝である。
1800年代(19世紀初頭)当時、フランスは革命と自由、そして勝利を体現する華やかな時代が訪れていた。
西暦1800年、フランスの下町で運び屋として働いていたニコラ・デュラン。
彼は持ち前の腕っぷしと運動神経で「喧嘩屋」として、パリの貧民層の間で話題になっていた。
「彼はどんな奴でも殴り倒してきてくれるんだ」
毎夜、毎夜。金を貰い、人を殴る。
そんな彼に転機が訪れる。
当時フランスではナポレオンが実質的な権力を握っており、ナポレオンの絶対的な権力化のもと、当時20才以上の若者に対して平等に徴兵を決めるくじ引きが行われていた。
当たりを引けば名誉ある徴兵。
はずれならまた来年。
彼は運が良いのか悪いのか
その年の徴兵に選ばれたのだ。
これがまさかフランスの運命すらも揺るがす神の選択とは思わんだ。
彼の長い長い人生、そしてフランスを巻き込んだ壮絶な放浪が始まる。
著者D・D・ワンダラーズ
英雄に愛を込めて
追記:この作品はフィクションである。実際の地名団体とは一切関係がない。
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