【完結】僕は番を探してる。〜放浪妊夫は愛に惑う〜
デュニナには何もわからなかった。
ただわかるのは今、自分の膨らんだ腹の中には子供がいて、番が側にいないこと。
狂おしいほど慕わしい番の不在。
なのに、その番が誰なのか、自分がいったい何なのか。デュニナは何もわからなかったのだ。
立ち上がったデュニナは歩き出す。辺り一面砂の海。照り付ける太陽はきっとデュニナの少ない体力を奪っていくことだろう。
だけど立ち止まることだけは、出来なかった。
放浪し始めたデュニナの前に現れる男たち。
皆、自分を選べという。
だが、デュニナの番は一人だけのはずだ。
いったい誰がデュニナの番なのか。
デュニナは今、自分の中の愛さえも見失っていた。
・いつものではない異世界です。
・番とか言ってるし、ちょっと似てる部分はあるかもしれませんけど、オメガバではありません。
・獣人とかが出てくるし、魔法とか魔力とかがあるし、神様()もいれば相変わらず主人公は無自覚チートです。
・男性でも妊娠できる手段がある世界ですが、主人公は実はちょっと事情が違います。
・珍しく不憫よりの主人公、になればいいなぁと思います。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・言い訳というか解説というかは近況ボードの「突発短編2」のコメント欄からどうぞ。
ただわかるのは今、自分の膨らんだ腹の中には子供がいて、番が側にいないこと。
狂おしいほど慕わしい番の不在。
なのに、その番が誰なのか、自分がいったい何なのか。デュニナは何もわからなかったのだ。
立ち上がったデュニナは歩き出す。辺り一面砂の海。照り付ける太陽はきっとデュニナの少ない体力を奪っていくことだろう。
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皆、自分を選べという。
だが、デュニナの番は一人だけのはずだ。
いったい誰がデュニナの番なのか。
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