お飾りの不遇姫ですが、放置された離宮が快適すぎるのでスローライフを満喫します。
帝国の闇に隠された"七色の瞳"を持つ不遇の王女、ラスティ。
監視に縛られた15年を経て辿り着いたのは、敵国の王妃という名ばかりの居場所だった。
誰も歓迎してくれない。夫である国王には平民の恋人がいる。
けれどベールを脱ぎ捨てたラスティが感じたのは、絶望ではなく――圧倒的な自由だった。
「まるで、夢のような場所ね」
気ままな離宮ライフを始める彼女の隣には、国を捨ててまでついてきた黒髪の従者・シキの姿があった。
笑顔の裏で姫のために不穏な手回しを試みるシキ。
一方で、政治的な思惑と噂の裏で、離宮の不遇姫を気にかけ始める国王。
影から一筋縄ではいかない愛を注ぐ従者か。
それとも、最悪の出会いから互いを知っていく国王か。
秘密を抱えた王女と、彼女を巡る2人の男の運命が静かに動き出す――!
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