乾宮――昔がたり
広大な大陸の東を占める国、乾(けん)。とある地方の街で、ひとりの老人が食事の代金の代わりに昔話を語りだす。「皇帝の寵愛を受ければ不幸になる」と―――。 ひょんなことから貴族の姫の身代わりとして後宮に上がることになった翠蘭(すいらん)。彼女は、偶然にも後宮の壁越しに風騎(ふうき)と名乗るひとりの青年と言葉を交わすようになる。それは、窮屈な後宮の生活に生まれた、ほっとできるひとときだった。ただの壁越しの出逢いでしかなかった。けれど、衝撃の真実がそこには秘められていた。 ※古代中国をイメージした国が舞台のため、ルビの量が凄まじく非常に読み辛いですが、どうかどうかご容赦ください。 ※物語は三人称で進められます。 ※別名義で某小説賞に投稿した作品を改稿したものです。 ※小説家になろうさまにて2013年に公開した作品です。
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