今度こそ君に返信を~愛妻の置手紙は離縁状~

辺鄙な田舎にある食堂と宿屋で働くサンドラ。

そこに子爵一家がお客様としてやって来た。
「パンジーじゃないか!?」叫ぶ子爵一家。

彼らはサンドラ、もといパンジーの両親であり、実妹(カトレア)であり、元婚約者(アラン)だった。

婚約者であるアランをカトレアに奪われたパンジー。婚約者を入れ替えれば良いと安易な案を出す父のルド子爵。それぞれの家の体面と存続を考えて最善の策と家を出る事に決めたパンジーだったが、何故がカトレアの婚約者だったクレマンの家、ユゴース侯爵家はパンジーで良いと言う。

ユゴース家のクレマンは、カトレアに一目惚れをして婚約を申し込んできた男。どうなんだろうと思いつつも当主同士の署名があれば成立する結婚。

結婚はしたものの、肝心の夫であるクレマンが戦地から戻らない。本人だけでなく手紙の返事も届かない。そして戦が終わったと王都が歓喜に溢れる中、パンジーはキレた。

名前を捨て、テーブルに【離縁状】そして短文の置手紙を残し、ユゴース侯爵家を出て行ってしまったのだった。

遅きに失した感は否めないクレマンは軍の職を辞してパンジーを探す旅に出た。

そして再会する2人だったが・・・パンジーは一言「あなた、誰?」
そう。サンドラもといパンジーは記憶喪失?いやいや・・・そもそもクレマンに会った事がない??

そこから関係の再構築を試みるクレマン。果たして夫婦として元鞘になるのか?!

★例の如く恐ろしく省略しております。
★タイトルに◆マークは過去です。
★話の内容が合わない場合は【ブラウザバック】若しくは【そっ閉じ】お願いします。
★10月13日投稿開始、完結は10月15日です。

♡注意事項~この話を読む前に~♡
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションでご都合主義な異世界を舞台にした創作話です。登場人物、場所全て架空であり、時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。

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