付き従いて……
文官が一人、惰眠をむさぼる。
主君に愛され、同僚達に認められ、議論の場で長椅子を専横して横たわることを許された男、簡雍。
倹約令の敷かれた城下で、軽微な罪によって処罰されそうになっている見知らぬ市民を救うべく、彼がひねり出した知恵とは。
――御主君、あの二人を捕縛なさいませ――
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