未定
朝日が窓から差し込む。そしてベッドから起き上がった俺、長井史郎は新しい制服に着替えて用意をする。
「今日はいよいよ入学式かぁ……やっとここまで来たのかぁ」
そう、今日は法座高校の入学式なのだ。
初日から遅刻するような展開はあってはならないと、昨日は早く寝たのが幸いしたのか、余裕を持って起きることが出来た。
「これが毎日続くといいんだけどな…」
両親は二年前から海外に飛んでいて家には1人で、そのお陰で家事も人並みにはこなせる。
今日もいつも通り自分で朝食を作り、早めに済ませた。
高校からは寮生活になるので、少しの間この家とはお別れである。
俺がいない間は親戚がたまに掃除しに来てくれるというので任せることにした。
色々考えてるうちに準備を終えた俺は足早に家を出て、空を見上げた。
雲一つない快晴で、気持ちのいい日の光が降り注いでいる。
「よし、行くか!」
暖かい日差しが降り注ぐ中、新生活への一歩を踏み出す。
少し歩いて何の変哲もない道を抜けて大通りに出る。
大通りはさっきまでの道とは程遠く、多くの人が行き交っている。
小中学生が学校に通う通学路では、ティッシュを配る人が複数いる。
少し歩いて駅に到着した俺は法座町にいくための切符を買い、電車に乗る。
ジャストのタイミングで電車は来ており、すぐに乗ることが出来た。
だが電車は大勢の人で込み合っており、車内で見ようと思っていたネットニュースを見ることもままならず、人混みに揉まれながら駅に着いた。
たった三駅だったのだが、まるで一時間以上乗っていたかのような感じがした。
駅を出ると、同じ制服を着た学生が何人か歩いているのが見える。
(こうして同じ制服の学生を見ると実感が湧くなぁ)
そう思い、俺が初めての高校への通学に、心を踊らせながら学校の近くの通学路を歩きだした時、角を曲がって少し先にある信号のところに、奥の信号を無視した車が急に突っ込んできた。
(あの車、止まらないんじゃ……)
その車の前には小学生が一人取り残され、今にも引かれそうになっていた。
「危ない!!」
とっさに叫んだ瞬間、小学生と車の前に突如現れた男性の手から風が発生し、暴走車の機動を逸らして、暴走車は進路の先で電柱に追突した。
男性に注目が集まる中、
「大丈夫かい?危なかったね。」
とその男性は微笑んで小学生に声をかける。
「ありがとう!」と小学生は男性へ無邪気な笑顔を向け、去っていった。
今の一瞬に起こった出来事を説明すると、車の前に突如発生した風圧が、車の進行方向変え、小学生を救ったのだ。
現代では限られた人間だけが今のような特別な力を使うことが出来る。
人々が子供の時、一度は憧れたであろうおとぎ話上でしかなかった力。
それが今、現実で確認されるようになっている。
そう、人類は魔法と呼ばれる力を使うことに成功している。
「今日はいよいよ入学式かぁ……やっとここまで来たのかぁ」
そう、今日は法座高校の入学式なのだ。
初日から遅刻するような展開はあってはならないと、昨日は早く寝たのが幸いしたのか、余裕を持って起きることが出来た。
「これが毎日続くといいんだけどな…」
両親は二年前から海外に飛んでいて家には1人で、そのお陰で家事も人並みにはこなせる。
今日もいつも通り自分で朝食を作り、早めに済ませた。
高校からは寮生活になるので、少しの間この家とはお別れである。
俺がいない間は親戚がたまに掃除しに来てくれるというので任せることにした。
色々考えてるうちに準備を終えた俺は足早に家を出て、空を見上げた。
雲一つない快晴で、気持ちのいい日の光が降り注いでいる。
「よし、行くか!」
暖かい日差しが降り注ぐ中、新生活への一歩を踏み出す。
少し歩いて何の変哲もない道を抜けて大通りに出る。
大通りはさっきまでの道とは程遠く、多くの人が行き交っている。
小中学生が学校に通う通学路では、ティッシュを配る人が複数いる。
少し歩いて駅に到着した俺は法座町にいくための切符を買い、電車に乗る。
ジャストのタイミングで電車は来ており、すぐに乗ることが出来た。
だが電車は大勢の人で込み合っており、車内で見ようと思っていたネットニュースを見ることもままならず、人混みに揉まれながら駅に着いた。
たった三駅だったのだが、まるで一時間以上乗っていたかのような感じがした。
駅を出ると、同じ制服を着た学生が何人か歩いているのが見える。
(こうして同じ制服の学生を見ると実感が湧くなぁ)
そう思い、俺が初めての高校への通学に、心を踊らせながら学校の近くの通学路を歩きだした時、角を曲がって少し先にある信号のところに、奥の信号を無視した車が急に突っ込んできた。
(あの車、止まらないんじゃ……)
その車の前には小学生が一人取り残され、今にも引かれそうになっていた。
「危ない!!」
とっさに叫んだ瞬間、小学生と車の前に突如現れた男性の手から風が発生し、暴走車の機動を逸らして、暴走車は進路の先で電柱に追突した。
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「大丈夫かい?危なかったね。」
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「ありがとう!」と小学生は男性へ無邪気な笑顔を向け、去っていった。
今の一瞬に起こった出来事を説明すると、車の前に突如発生した風圧が、車の進行方向変え、小学生を救ったのだ。
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それが今、現実で確認されるようになっている。
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