私の、虐げられていた親友の幸せな結婚
女学院に通う、女学生のイリス。
彼女は、親友のシュゼットがいつも妹に持ち物や見せ場を奪われることに怒りつつも、何もできずに悔しい思いをしていた。
だがある日、シュゼットは名門公爵令息に見初められ、婚約する。
「もう、シュゼットが妹や両親に利用されることはない」
安堵したイリスだが、親友の言葉に違和感が残り…………。
彼女は、親友のシュゼットがいつも妹に持ち物や見せ場を奪われることに怒りつつも、何もできずに悔しい思いをしていた。
だがある日、シュゼットは名門公爵令息に見初められ、婚約する。
「もう、シュゼットが妹や両親に利用されることはない」
安堵したイリスだが、親友の言葉に違和感が残り…………。
あなたにおすすめの小説
善人ぶった姉に奪われ続けてきましたが、逃げた先で溺愛されて私のスキルで領地は豊作です
しろこねこ
ファンタジー
「あなたのためを思って」という一見優しい伯爵家の姉ジュリナに虐げられている妹セリナ。醜いセリナの言うことを家族は誰も聞いてくれない。そんな中、唯一差別しない家庭教師に貴族子女にははしたないとされる魔法を教わるが、親切ぶってセリナを孤立させる姉。植物魔法に目覚めたセリナはペット?のヴィリオをともに家を出て南の辺境を目指す。
婚約破棄された私と、仲の良い友人達のお茶会
もふっとしたクリームパン
ファンタジー
国名や主人公たちの名前も決まってないふわっとした世界観です。書きたいとこだけ書きました。一応、ざまぁものですが、厳しいざまぁではないです。誰も不幸にはなりませんのであしからず。本編は女主人公視点です。*前編+中編+後編の三話と、メモ書き+おまけ、で完結。*カクヨム様にも投稿してます。
『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた
歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
ジルの身の丈
ひづき
恋愛
ジルは貴族の屋敷で働く下女だ。
身の程、相応、身の丈といった言葉を常に考えている真面目なジル。
ある日同僚が旦那様と不倫して、奥様が突然死。
同僚が後妻に収まった途端、突然解雇され、ジルは途方に暮れた。
そこに現れたのは亡くなった奥様の弟君で───
※悩んだ末取り敢えず恋愛カテゴリに入れましたが、恋愛色は薄めです。
姉妹差別の末路
京佳
ファンタジー
粗末に扱われる姉と蝶よ花よと大切に愛される妹。同じ親から産まれたのにまるで真逆の姉妹。見捨てられた姉はひとり静かに家を出た。妹が不治の病?私がドナーに適応?喜んでお断り致します!
妹嫌悪。ゆるゆる設定
※初期に書いた物を手直し再投稿&その後も追記済
あなたの幸せを祈ってる
あんど もあ
ファンタジー
ルイーゼは、双子の妹ローゼリアが病弱に生まれたために、「お前は丈夫だから」と15年間あらゆる事を我慢させられて来た。……のだが、本人は我慢させられていると言う自覚が全く無い。とうとう我慢のしすぎで命の危機となってしまい、意図せぬざまぁを招くのだった。
ドアマットだと自覚してないドアマット令嬢のお話。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
てめぇの所為だよ
章槻雅希
ファンタジー
王太子ウルリコは政略によって結ばれた婚約が気に食わなかった。それを隠そうともせずに臨んだ婚約者エウフェミアとの茶会で彼は自分ばかりが貧乏くじを引いたと彼女を責める。しかし、見事に返り討ちに遭うのだった。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様の重複投稿、自サイトにも掲載。
面白かったです。
今よくありがちな奪い奪われの表側のものごたりではなく、それぞれの立場の思いや見えているものの裏側がとても丁寧に描かれ、面白い構成でした。
姉妹の格差として、家庭内で構築された抗えない関係性がわかりやすく定石として配置され、友人の格差では無意識に相手への期待が大きく、それぞれに受けていたギブアンドテイクのバランスが崩れた瞬間の虚しさが生々しい。結婚を期に関係が変わるのは当然のことなので、友人関係というものはバランスが取れていることが必須。
誰も間違っていない。
誰もが自分のことを自分が欲しいように認めてほしい。
とてもリアルでした。
シュゼットを真ん中にして描くと、イリスから見たものとは違った関係性が見えそうで面白そうですね。
るるさん、感想ありがとうございます!
正直、シュゼットは深掘りすると闇が深そうなキャラなので、メインにはもってきたくないキャラですね(汗)。
「苛められていたヒロインが王子様と出会って助けられて~」は定番ですが、ヒロインの友達キャラはいつの間にかいなくなっていることがあるので、何があったのだろう? と考えているうちに思いついた話…だったと思います。
伝聞の「味方もなく一人きりだった」の時点では
『周囲からの、憐憫の名を借りた優越感がヒロインにバレてるのか?』と思ったが
単に、受け手が卑屈になってて高評価を正面から受け止められないだけだった
これは友人ではあっても、親友ではないわな
戦う気がない人に必要なのは、応援ではなく庇護だったと。一生子供でいるのかな?
自己評価が変われば「もう、昔からそう言ってたわよ」
「そうね、ごめん」が出来るかもしれないが、その未来は永遠に失われた・・・
votomsさん、感想ありがとうございます!
>「もう、昔からそう言ってたわよ」
>「そうね、ごめん」
この会話は、はっとさせられました。こういう未来もあったかもしれないのに……。
おっしゃるとおり、たぶんシュゼットは一生子供でいたい人だし、そのためには高い自己評価は邪魔だったのかもしれません。
おもしろかったです。
素で「私なんて」って自己肯定感低い人って、実は自分以外に興味ないんだろうな。
「番」みたいな理屈の通らない愛で良かったのかもしれない。この人にとって。で、その人が公子様だったのは、手でのラッキーってことで。
あんまり近くにいたくない人たちだから、正解だと思う。お断りしたこと。
クレサさん、感想ありがとうございます!
受動的なシュゼットにとって、偶然あちらからやって来て、すべてを片づけてくれて、好かれる努力すら必要なかった公子は、まさしく『天の助け』『理想の王子様』だったと思います。
今後もシュゼットは彼に頼って生きていくであろうと考えると、たぶん、距離を置くのが正解ですね。
operahouseさん、感想ありがとうございます!
現実問題、戦う相手が家族なのは大変ですが、それでもたとえば、せっかく学院に通っているのだから身分の高い有力な家柄の友人を作って、その人に妹や親のことを相談したり後ろ楯になってもらう手もあったんですよね。
そういうことをせず、誰かが状況を変えてくれるのをひたすら待つだけなのがシュゼットなのだと思います。
お話はそこまで長くはないのに考えさせられる物語でした。
シュゼットにとっては周りにいた友人達は、自身にとって大事な友達とは思っていなかったという……
読ませて頂いて有難うございました。
hiyoさん、感想ありがとうございます!
「友達ではない」とまでは思っていないけど「友達」はいろんな種類がありますよね……。
とりあえずシュゼットにとっては恋人>>友達だったのだろうな、と思います。
話が良い意味で重くて、考えさせられました。そうですよね。始めから友達じゃなかった…。偶然何気なく見かけて読んだお話でしたけど、読むことができて良かったです。ありがとうございました。
秋桜さん、感想ありがとうございます!
シュゼットも悪気はなかったはずですが、あまりに何を言っても効果がないと、イリス側も「この人に自分の言葉は響かない」⇒「そんなに私はこの人にとって軽い存在なのか」と思えてしまい、それが「友達ではなかった」という結論につながったのだと思います。
「青春の終わり」みたいな寂しさや切なさを目指したのに、予想より重くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。
良かったです!!よくある内容だけど目線が変わると全く違うお話になるんだなと感じました。2話とは思えない充実した内容で読み応えがあリました。
電気カーペットさん、感想ありがとうございます!
充実していて良かったです。
>目線が変わると全く違うお話になる
まさに、そこを狙った話でした。