陰陽師、魔獣使いに転ず

平安時代。
星を読み、式神を従え、都を襲う鬼を封じ続けた陰陽師 安倍晴明。
最後の大祓にて、彼は己の命と引き換えに赤眼の王を封じるも──。

目覚めた時、そこは見知らぬ異世界だった。

魔法も呪符も通じない世界。陰陽術が通用しない地にあって、晴明は魔獣調教師という職能に目をつける。
式神の代わりに魔獣と契約し、かつての術式を再構築する彼の姿は、やがて異世界の民に新たな陰陽師として映り始める。

なぜ、晴明はこの地に導かれたのか?
封じたはずの赤眼の王はどこへ消えたのか?

神霊の如き白狐とともに、再び穢れに立ち向かう陰陽師。
彼の祈りと知略、そして魔獣たちとの絆が、世界を再び照らす。

これは、伝説の陰陽師が異世界で新たな理を築く物語。
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