「君を愛することはない」と言われたので気ままに暮らしていたら、不器用な旦那様が毎晩部屋の前で立ち尽くしています
「君を愛することはない」
政略結婚の初夜にそう告げられたクラリスは、内心で大喜びした。愛さなくていいなら、三食昼寝つきの自由な暮らしでは?
ところが、気ままに温室をいじり、お菓子を焼き、使用人と笑い合う妻を前に、宣言した旦那様のほうがおかしくなっていく。
露店の手袋を全部買い占め、一晩で植物図鑑を二十冊読破し、毎晩妻の部屋の前でノックできずに立ち尽くす。
本当はあの言葉には続きがあった――けれど、言いそびれたまま撤回の仕方がわからない。
不器用すぎる氷の侯爵様と、愛されないことを楽しんでいた妻の、じれじれ執着ラブコメディ。
※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
政略結婚の初夜にそう告げられたクラリスは、内心で大喜びした。愛さなくていいなら、三食昼寝つきの自由な暮らしでは?
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