王太子様、あなたが見捨てた「雑草」は万能薬でしたけど?
「お前の聖女の力は偽物だ」
――建国祭の夜、王太子アレクシスから突然の婚約破棄と国外追放を告げられた侯爵令嬢リリア。彼女が五年かけて王宮の庭に育てた希少薬草は、「雑草」と嘲笑されたまま捨て置かれた。
辿り着いた隣国の小さな街ミントン。リリアは小さな薬草茶カフェを開く。咳の止まらぬ少年、眠れぬ仕立屋、毒を盛られた老公爵――訪れる人々を、彼女の淹れる一杯が静かに癒していく。
やがてカフェを訪れた若き辺境伯ジークハルトは、彼女の真の力を見抜き、そっと想いを寄せ始める。一方、聖女を失った王国では王族が次々と原因不明の不調に陥り始め――。
――建国祭の夜、王太子アレクシスから突然の婚約破棄と国外追放を告げられた侯爵令嬢リリア。彼女が五年かけて王宮の庭に育てた希少薬草は、「雑草」と嘲笑されたまま捨て置かれた。
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