誰が為に筆は舞う〜仙人と絵師〜時々猫 〜2

第二部 仙人の鶴毘(かくび)が仙界に戻って、一人で飼い猫のムゥと暮らしながら絵師の仕事を続ける絵師の紅葉(もみじ)。
動く姿絵の中から、仙界の鶴毘と通じてまるで家族のように過ごす日々を送るうちに恋心が募るようになるが、鶴毘には出会う前から婚約者がいると聞かされて、一度は落ち込む。
そんな鶴毘は、紅葉に近づく男には嫉妬する様子を見せるため、紅葉は一念発起して、仙界へ行く決意をする!
舞台を仙界に移し、様々な仙人たちと出会いながら、紅葉は鶴毘に深く愛されていることを知り、その関係を深めていく。
第二部の幕が今、上がる。
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