覆水盆に返り、鐘鳴り響く
詩を読めば「寒そうだね」、観劇すれば悪役の足さばきに夢中。感性に乏しいトンチキ王太子アリウスは、公爵令嬢ミリアとの政略婚約に少しでも情を通わせようと努力するが、毎週のお茶会は白けるばかり。そんな折、赤毛の男爵令嬢シィラが妙に距離を詰めてくる。ここまではよくあるテンプレ異世界恋愛なのだが──。
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