思い出の声・未来の声
とある街角にある電話ボックス、その中にある公衆電話。もう使う人もいない電話機はしかし、覚えていた。彼を通った全ての声を。
久しぶりに受話器を手に取った女性がいた。だが彼女はどこにもかける様子がない。やがて、どこにも繋がっていない電話に向かって、彼女は話し始める。その声に彼は覚えがあった。
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