魔法学校の落ちこぼれは、最強の使い魔様に溺愛される
体力はもやし、魔力も平均以下……けれど、暗記だけは得意!
侯爵家の家名と筆記試験の点数だけで、名門・王立魔法学校にギリギリ入学を果たしたフィオ・アルヴェインは、今まさに絶体絶命の危機に立たされていた。
「私が担当する基礎魔法の試験では、Aを取れない者は即退学だ」
試験は全生徒と教師の前で行われる。
これまでの授業のように、小細工で乗り切ることもできない。
崖っぷちに追い込まれたフィオは、宮廷魔法院の禁書室に忍び込み、古代文字で記された古い一冊の本を見つける。
そこに記されていたのは、魔力の代わりに血を用いて対象を呼び出す、禁じられた召喚術だった。
藁にもすがる思いで召喚陣を描いたフィオの前に現れたのは――
「俺を呼び出せるとは……お前、何者だ」
明らかに呼び出してはならない雰囲気をまとった、災害級の魔力を持つ魔族・カイルだった。
知識だけは人一倍の落ちこぼれと、規格外すぎる最強の使い魔。
正反対な二人が織りなす、学園ファンタジー!
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