1,067 / 2,091
真・闘技祭 本選編
ツバサの実力
しおりを挟む
「はああっ!!」
「くっ!?」
『うわわっ!?試合場が大変な事に……ちょ、これ大丈夫ですか!?』
『困りましたね、このままだと試合場が崩壊するかも……』
クサナギが振り払われる度に試合場が削り取られ、その光景を見ていたホネミンとラビットが焦りを抱く。このままでは試合場が崩壊しかねず、そうなれば闘技祭どころではない。だが、ツバサは目にも止まらぬ速度で移動しながらもレナに攻撃を仕掛ける。
風の聖痕を使用すればクサナギの一撃を無効化する事は出来るが、クサナギによって吹き飛ばされた瓦礫までは防ぐ事は出来ない。レナは自分の周囲を動き回るツバサに視線を向け、一か八か魔法を放つ。
「火炎弾!!」
「無駄です、そんな物は通用しません」
レナが生み出した火炎弾に対してツバサは避ける事もせずに正面から待ち構えると、彼女の身体が爆炎に飲み込まれる。その光景を見て観客は悲鳴を上げるが、まるで何事もなかったかのようにツバサは黒煙を振り払いながらすがたを現す。
「私の魔刀術は精霊の力も借りています。単純な魔法攻撃は効きませんよ?」
「くそっ……」
アリアと戦った時の事を思い出したレナは自分の合成魔術では精霊魔法には敵わない事を思い出す。マリア程の高火力の砲撃魔法ならば通じるかもしれないが、ツバサの全身を覆い込む魔鎧術にはレナの魔法は通用しない。だが、魔力で全身を守っているだけならば鏡刀は通じるはずだった。
(鏡刀なら魔鎧術が通じるだろうけど、ああも動き回られると狙いにくいな。かといって距離を置かれると瓦礫を吹き飛ばされるし、剣の腕も相当だ……どうする?)
考えている間にもツバサは次の行動へと移り、彼女は自分の纏った風の魔力を利用して空を飛ぶ。その光景を目にしたレナは嫌な予感を覚え、退魔刀と鏡刀を構えた。一方でホネミンとラビットは空を飛んだ彼女を見て驚きの声を上げる。
『ツバサ選手が空に浮かんでいます!!これはどういう事でしょうか!?』
『あの伝説の初級魔術師が扱った飛行魔法ですかね!?』
「終わらせましょう、いくら風の聖痕があろうとこの一撃は防げませんよ」
空を浮かんだツバサはクサナギを抱えると、刀身が光り輝き、その光景を目にしたレナは嫌な予感を浮かべる。恐らくはレミアのように聖剣に魔力を送り込む事で強烈な一撃を生み出そうとしているのだろう。しかし、どれだけの質量の攻撃だろうと風属性の魔力だけで構成された魔法ならばレナには通じない。
だが、ツバサもそれを見越しての行動らしく、彼女はクサナギに魔力を集中させると、目標をレナではなくて試合場に定めた。彼女狙いは試合場を崩壊させる事でレナの足場を失くし、場外負けへと追い込むつもりだった。
「これで最後です」
「……舐めるなよ」
ツバサの狙いに気付いたレナは目つきを鋭くすると、剣鬼の力を完全に覚醒させ、ツバサが剣を振り下ろす前に駆け出す。彼女が試合場を狙っている事に気付いたレナは退魔刀と鏡刀を両手に握りしめると、意識を集中させる。
「飛空の太刀、神薙ぎ!!」
クサナギが振り下された瞬間、高密度の風の魔力で構成された斬撃が放たれ、試合場の中央部へと向かう。それに対してレナは退魔刀と鏡刀を構えると、目を閉じて意識を集中させる。ツバサが誇る最強の一撃に対してレナも自分が生み出せる最高の剣技を叩き込む。
「――弐刀両断!!」
退魔刀を鏡刀を空へと振りかざすと、高い魔法耐性を誇る退魔刀、魔法を跳ね返す性質を持つ鏡刀、この二つの性質を生かしてレナはツバサが繰り出した巨大な風の斬撃を正面から「切断」した。通常の一刀両断の戦技は一撃に全ての力を注ぎ込むのに対し、一瞬の間にレナは二度の動作を行う。
最初に鏡刀を手にした刀を振り抜き、翼の生み出した風の斬撃の表面に亀裂を与え、続いて退魔刀を亀裂に向けて振り抜き、破壊を実行する。結果的にはツバサの生み出した最強の攻撃はかき消され、試合場に風の魔力が溢れる。
「馬鹿なっ……!?」
「まだだぁっ!!」
自分の攻撃を正面から打ち消したばかりではなく、風の魔力が暴発したのを利用してレナは跳躍すると、ツバサが集めた風の魔力を利用して身体を浮きあがらせる。自分の元へ迫ったレナに対してツバサは咄嗟にクサナギを構えるが、そんな彼女にレナは鏡刀を突き刺す。
「刺突!!」
「くぅっ!?」
クサナギに鏡刀が触れた瞬間、まるで風船に針が刺さったかのようにクサナギに覆われていた魔力がかき消され、彼女の身体を覆っていた魔力さえも打ち消す。風の魔力を失った事でツバサは空を飛ぶことも維持できず、落下していく。その様子を見たレナは地上へ向けて落下するツバサの身体を掴み、地面へと降り立つ。
ツバサの身体を掴んだレナは着地の際に風の聖痕を利用して上手く落下速度を落とすと、地上へ降りた瞬間にツバサの身体を手放し、退魔刀を彼女の首元に付きつける。ツバサは自分の首筋に向けられた刃に視線を向け、流石にこの時ばかりは普段の無表情を維持できず、悔し気に歯を噛み占める。
「……終わりだ」
「……ええ、私の負けです」
『しゅ、終了ぉおおっ!!勝者、レナ選手!!』
――うわぁああああっ!!
試合終了の合図が響き渡り、割れんばかりの拍手が闘技場に響き渡る。その様子を見ていたナオは安堵の表情を浮かべ、マリアも満足そうに頷き、バルも額の汗を拭う。一方でデブリは険しい表情を浮かべ、二人の様子を伺っていた。
「くっ!?」
『うわわっ!?試合場が大変な事に……ちょ、これ大丈夫ですか!?』
『困りましたね、このままだと試合場が崩壊するかも……』
クサナギが振り払われる度に試合場が削り取られ、その光景を見ていたホネミンとラビットが焦りを抱く。このままでは試合場が崩壊しかねず、そうなれば闘技祭どころではない。だが、ツバサは目にも止まらぬ速度で移動しながらもレナに攻撃を仕掛ける。
風の聖痕を使用すればクサナギの一撃を無効化する事は出来るが、クサナギによって吹き飛ばされた瓦礫までは防ぐ事は出来ない。レナは自分の周囲を動き回るツバサに視線を向け、一か八か魔法を放つ。
「火炎弾!!」
「無駄です、そんな物は通用しません」
レナが生み出した火炎弾に対してツバサは避ける事もせずに正面から待ち構えると、彼女の身体が爆炎に飲み込まれる。その光景を見て観客は悲鳴を上げるが、まるで何事もなかったかのようにツバサは黒煙を振り払いながらすがたを現す。
「私の魔刀術は精霊の力も借りています。単純な魔法攻撃は効きませんよ?」
「くそっ……」
アリアと戦った時の事を思い出したレナは自分の合成魔術では精霊魔法には敵わない事を思い出す。マリア程の高火力の砲撃魔法ならば通じるかもしれないが、ツバサの全身を覆い込む魔鎧術にはレナの魔法は通用しない。だが、魔力で全身を守っているだけならば鏡刀は通じるはずだった。
(鏡刀なら魔鎧術が通じるだろうけど、ああも動き回られると狙いにくいな。かといって距離を置かれると瓦礫を吹き飛ばされるし、剣の腕も相当だ……どうする?)
考えている間にもツバサは次の行動へと移り、彼女は自分の纏った風の魔力を利用して空を飛ぶ。その光景を目にしたレナは嫌な予感を覚え、退魔刀と鏡刀を構えた。一方でホネミンとラビットは空を飛んだ彼女を見て驚きの声を上げる。
『ツバサ選手が空に浮かんでいます!!これはどういう事でしょうか!?』
『あの伝説の初級魔術師が扱った飛行魔法ですかね!?』
「終わらせましょう、いくら風の聖痕があろうとこの一撃は防げませんよ」
空を浮かんだツバサはクサナギを抱えると、刀身が光り輝き、その光景を目にしたレナは嫌な予感を浮かべる。恐らくはレミアのように聖剣に魔力を送り込む事で強烈な一撃を生み出そうとしているのだろう。しかし、どれだけの質量の攻撃だろうと風属性の魔力だけで構成された魔法ならばレナには通じない。
だが、ツバサもそれを見越しての行動らしく、彼女はクサナギに魔力を集中させると、目標をレナではなくて試合場に定めた。彼女狙いは試合場を崩壊させる事でレナの足場を失くし、場外負けへと追い込むつもりだった。
「これで最後です」
「……舐めるなよ」
ツバサの狙いに気付いたレナは目つきを鋭くすると、剣鬼の力を完全に覚醒させ、ツバサが剣を振り下ろす前に駆け出す。彼女が試合場を狙っている事に気付いたレナは退魔刀と鏡刀を両手に握りしめると、意識を集中させる。
「飛空の太刀、神薙ぎ!!」
クサナギが振り下された瞬間、高密度の風の魔力で構成された斬撃が放たれ、試合場の中央部へと向かう。それに対してレナは退魔刀と鏡刀を構えると、目を閉じて意識を集中させる。ツバサが誇る最強の一撃に対してレナも自分が生み出せる最高の剣技を叩き込む。
「――弐刀両断!!」
退魔刀を鏡刀を空へと振りかざすと、高い魔法耐性を誇る退魔刀、魔法を跳ね返す性質を持つ鏡刀、この二つの性質を生かしてレナはツバサが繰り出した巨大な風の斬撃を正面から「切断」した。通常の一刀両断の戦技は一撃に全ての力を注ぎ込むのに対し、一瞬の間にレナは二度の動作を行う。
最初に鏡刀を手にした刀を振り抜き、翼の生み出した風の斬撃の表面に亀裂を与え、続いて退魔刀を亀裂に向けて振り抜き、破壊を実行する。結果的にはツバサの生み出した最強の攻撃はかき消され、試合場に風の魔力が溢れる。
「馬鹿なっ……!?」
「まだだぁっ!!」
自分の攻撃を正面から打ち消したばかりではなく、風の魔力が暴発したのを利用してレナは跳躍すると、ツバサが集めた風の魔力を利用して身体を浮きあがらせる。自分の元へ迫ったレナに対してツバサは咄嗟にクサナギを構えるが、そんな彼女にレナは鏡刀を突き刺す。
「刺突!!」
「くぅっ!?」
クサナギに鏡刀が触れた瞬間、まるで風船に針が刺さったかのようにクサナギに覆われていた魔力がかき消され、彼女の身体を覆っていた魔力さえも打ち消す。風の魔力を失った事でツバサは空を飛ぶことも維持できず、落下していく。その様子を見たレナは地上へ向けて落下するツバサの身体を掴み、地面へと降り立つ。
ツバサの身体を掴んだレナは着地の際に風の聖痕を利用して上手く落下速度を落とすと、地上へ降りた瞬間にツバサの身体を手放し、退魔刀を彼女の首元に付きつける。ツバサは自分の首筋に向けられた刃に視線を向け、流石にこの時ばかりは普段の無表情を維持できず、悔し気に歯を噛み占める。
「……終わりだ」
「……ええ、私の負けです」
『しゅ、終了ぉおおっ!!勝者、レナ選手!!』
――うわぁああああっ!!
試合終了の合図が響き渡り、割れんばかりの拍手が闘技場に響き渡る。その様子を見ていたナオは安堵の表情を浮かべ、マリアも満足そうに頷き、バルも額の汗を拭う。一方でデブリは険しい表情を浮かべ、二人の様子を伺っていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。