肯定しかしないパーティーメンバーと、僕の、限りある旅のお話。

「今までの冒険の振り返りをする旅をしよう!」


野宿用のテントの中、食べかけのスープを床に置いて、僕は『皆に聞こえるように、声を張り上げた。』


そうしたら、パーティーリーダーで魔法剣士のゼルが、端正な顔から白い歯を覗かせて、

「それも、いいね。」って変わらない笑顔で答えた。


これは、肯定しかしないパーティーメンバーと、僕の、限りある旅のお話だ。

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前作、「それでも、勇者は勇者であった。」と同じ世界線の物となっています。

直接は関係していませんが、あわせて読んでもらえれば、より楽しんでいただけると個人的には考えております。

興味があったら、そちらも覗いて下されば幸いです。
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