鶴ヶ島崇神譚 -祓い士 夕凪の覚醒-

就職先はブラックゴッド株式会社!?ヤル気ゼロ神と挑むJK巫女の現代無双
「ようこそ、ブラックゴッド株式会社へ」
私の相棒は、残業(戦闘)だけは最強な怠け者な神様でした。

鶴ヶ島の神社で暮らす高校生、三ツ木夕凪
今日も何もない平凡な一日で終わるはずだった。

埼玉県鶴ヶ島市にある神社「光徳神社」の娘、三ツ木夕凪(みつぎゆうな)は、特に将来の目標もなく、なんとなく将来は、神社の跡継ぎになる程度に考えていた。
そんなある日、夢で悪いものに足を引っ張られる。
そんな悪夢を見た日に幼馴染のJK,藤金千景(ふじがねちかげ)に、オカルト情報が出た森への探索に誘われる。
その森は夕凪の住む神社の一部「野鳥の森」だった。
その日一日、変な現象を感じながら家に帰った夕凪が事件に遭ってしまう。
それは夢で現れた悪いものが実際に現れてしまった。
窮地に追い込まれる夕凪だったが、その窮地を救ってくれたのが、これもまた夢で出てきた、謎の声の持ち主だった。

「おれは龍蛇の神で、名前はオロチ、祓い士候補のお前のサポート役、週休ゼロ日、ようこそ、ブラックゴッド株式会社へ」

拒否権なしで、自分の運命を決められてしまう夕凪と、オカルト好きが高じて自分から足をつっこむ千景、そしてダルそうな神、オロチの三人が、ワイワイガヤガヤ、時に真面目に、時に悪ふざけしながら、各地の祟り神たちと対峙していく和風バトルアクションが今始まります。
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