ざまぁ担当の男たちが『アホの子』すぎて自滅ばかりするから、何もしてないのに『最凶の悪役令嬢』にされてるんですけど?

「馬鹿な奴が『ざまぁ』されるのは爽快だけど、その前段階で女の子が辛い目に遭うのは見たくない」

という人に向けた、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。


舞台は中世風ファンタジー。

ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。


だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。


加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。



当然、そんな彼女周囲は食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。


……しかし、彼らは知らなかった。


この大陸に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。



そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、




「あまりに、この大陸の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」



であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。


一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、



「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」



と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、



「この大陸の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」



と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。

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