-Transient-
少年カルムは、幼い頃から動物や精霊、聖霊獣などと会話をすることができた。
カルムの両親や祖父母は、動物などの訓練士の仕事を携わっており、カルム自身も自分の能力を活かして、両親や祖父母達と同じ職業に就きたいと考えていた。
そんな中、カルムの幼馴染のユージンは、王直属の騎士団に入隊したいと話しをしてきた。騎士団には、彼の憧れであり、目標の騎士団長のアゼル・バイン総督がおり、彼がどんなに優れた人物で、彼のような人物に成りたいかを常日頃からカルムに話していたのだった。
カルムは、両親や祖父母と同じ道を、
ユージンは、憧れの騎士団長に近づけるようにと、お互いの目標を持ち試験にのぞんだ。
二人は無事、試験に合格し、お互いが忙しい日々を送っていた矢先、事件や事故などが頻繁に起こりだした。それぞれの部署が調査に乗りだしていた。
調べ始めて、数カ月がたったある日。
ある人物が浮上したのだった。はじめこそ誰一人として信じようとはしなかったのだが、調査が進むに連れてその人物の過去に辿りつき、彼は復讐のために次々と事件や事故をおこしていったのだった。
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