蛍の君
時は平安時代宇多天皇の御代。
高貴な藤原時平・仲平兄弟と三角関係に陥った美しい女房の伊勢。
仲平を拒むこともできず、かと言って時平に思いを伝えることもできなかった伊勢の背中を押したのは、命がけで仲平に思いを伝えた大納言家の姫君だった。
元ネタは「伊勢物語」、「古今和歌集」、「伊勢集 歌物語部分(通称「伊勢日記」)」。
エブリスタで書いた同名タイトルを大幅加筆修正しました。
別物としてお楽しみください。
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おおお、ハンストしてまで想い人と添い遂げたのになんという……。紅の涙を絞るとはこのことでしょうか。
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