追憶~メモワール~
京都の街を舞台にした先生と生徒の間に起こる、清々しくも、いじらしい恋の芽生え。しかし、それはあまりに残酷で哀しい物語を運んでしまう。主人公の少女は、その物語をどう乗り越えていけるのか?
2件
ボートピープルを受け入れなかった日本に密入国したコミュニスト。その娘の辿る愛の顛末…彼女が愛した彼も同じ苦しみを知っていた。異国の地で生まれ育つ2世3世のアイデンティティ、社会に全き居場所を得られぬ生き辛さ。背景に松尾大社が渡来人秦氏の氏神で酒造を教え全国の酒造家の尊崇を集めている事、機織りも染色も渡来人なしには発展が無かった事、京都の着物文化は実際、染物、型染めの多くが在日の人々によって支えられていた事。私は京都なので実感として分かる。オニィールが彼の母を同じ哀しみを持って抱きしめ、年老いた母もオニィールの染めた作品に我が子を見た。
様々な時代背景、歴史、成り立ちが随所に描かれて京都の風景と重なり映画化して欲しい作品。
明治村に行ってみたくなった。
ミュート中です
解除
読み進めているうちに、作者が明治村に行ったという事を思い出しました。
その時の知見をきれいに織り込めているところが上手だなぁと感じます。
また、実際にあった不正入国者への裁判、作者ならではの経験を混ぜ込んだ良い作品だと思います。
ミュート中です
解除
2件
あなたにおすすめの小説
終電を逃したら、会社のエースに拾われました〜「ずっと気になってた」なんて、聞いてません!
会社の忘年会の帰り、終電を逃してしまった美咲。
同じく終電を逃した同期の日下蓮と、始発まで一緒に過ごすことになる。
深夜の公園やファミレスで過ごすうち、これまで知らなかったお互いの一面を知る二人。
終電を逃した一夜から始まる、二人の恋の物語。
離婚後、地方スナックで働いていたら、毎晩ウーロン茶を頼むIT実業家にベタ惚れされました 〜不景気な町ごと、私を迎えに来た彼〜
離婚した夜、明日香がたどり着いたのは、海沿いの寂れた町にある小さなスナックだった。
強い女だと思われ、泣くことも甘えることもできなかった彼女は、友人の店で働きながら、少しずつ息を取り戻していく。
そんな彼女の前に毎晩現れるのは、酒を飲まず、ただウーロン茶だけを頼む不思議な男性・如月颯真。
静かで、強引ではなく、けれど明日香だけをまっすぐ見つめてくる彼に、閉ざしていた心は少しずつ揺れ始める。
けれど彼には、町の未来を動かす大きな秘密があった。
捨てられたと思っていた女が、寂れた町で出会ったのは、人生ごと迎えに来てくれる本気の愛。
地方スナックから始まる、大人の再生シンデレラ・ラブストーリー。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
淫らな蜜に狂わされ
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
新入社員の私、実は課長の妻です 〜会社では冷たい上司、家では私に甘える旦那様〜
新入社員として配属された初日。
私、高瀬小春は、直属の上司を見て固まった。
「高瀬さん。今日からよろしくお願いします」
黒いスーツを完璧に着こなし、冷静沈着。
仕事には厳しく、若くして課長になった有能な上司――黒沢誠司。
でも私は知っている。
この人、昨夜まで私の膝に頭を乗せて甘えていた人です。
――だって、私の旦那様だから。
会社では「高瀬さん」と「黒沢課長」。
家に帰れば、新婚夫婦。
しかも会社でこの秘密を知っているのは、たった一人。
社長。
……ちなみに、その社長は私の叔父です。
「課長の妻だから」
「社長の姪だから」
そんな理由で評価されたくない。
私は一人の新入社員として、自分の力で認められたい。
だから結婚指輪も外し、夫婦であることを隠して働くことにしたのだけれど――。
優しい男性社員に話しかけられれば、課長のペンが止まり。
仕事で失敗すれば、会社では容赦なく叱られ。
家に帰れば、
「小春、よく頑張った」
と、誰よりも甘く抱きしめてくる。
会社では冷たい上司。
家では私にだけ甘える旦那様。
絶対に秘密にしたい新婚夫婦の、
甘くてちょっと危険なオフィスラブコメディ。
ログインすると感想の投稿ができます。