耳が聞こえない公爵令息と子爵令息の幸せな結婚

マナ=クレイソンは公爵家の末っ子だが、耳が聞こえない。幼い頃、自分に文字を教え、絵の道を開いてくれた、母の友達の子爵令息のことを、ずっと大好きだ。
だが、自分は母親が乱暴されたときに出来た子どもで……。

耳が聞こえない、体も弱い。
そんな僕。
爵位が低いから、結婚を断れないだけなの?

結婚式を前に、マナは疑心暗鬼になっていた。
24h.ポイント 28pt
0
小説 20,530 位 / 184,511件 BL 5,080 位 / 23,854件