鬼の島津:都城!
戦国時代――。
南九州の雄、島津家。
後に「鬼島津」と恐れられる男、Shimazu Yoshihiro島津義弘は、まだ無邪気で暴れん坊な少年だった。
兄・義久に懐き、弟・家久と騒ぎ回り、知略家の兄・歳久に呆れられながらも、剣を握れば誰より前へ飛び出す。川で巨大な鯉を追いかけ、山賊退治で初陣を飾り、やがて戦場で異才を現していく。
島津家当主・Shimazu Takahisa島津貴久のもと、四兄弟は少しずつ戦国の現実を学ぶ。冷静沈着な義久、知略に優れる歳久、武勇の義弘、俊足と機動戦を得意とする家久。四人は互いを支え合いながら、南九州統一へ進んでいく。
やがて時代は激動へ。
伊東家との死闘「木崎原の戦い」。
鬼神のごとき突撃で名を轟かせる義弘。
そして九州最強・大友家三万の大軍を迎え撃つ「耳川の戦い」。
圧倒的不利。
誰もが島津滅亡を予想する中、義弘は笑う。
「斬りがいがあるわ」
敵を恐怖で崩し、戦場を切り裂く鬼島津。
その背中に兵たちは奮い立ち、やがて九州の勢力図そのものを変えていく――
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