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異世界転生ものって、テンプレ設定だと主人公はだいたいニートか社畜で、現世に未練がない。そして大半はトラックに轢かれて現世にさようなら。狭間の世界で女神に何らかの加護をもらい、異世界生活スタート。しかし一人称小説である本作の主人公は、ぼく自身を反映しているので社畜でもニートでもない。異世界に持ち込んだのは人文知、すなわち文学や歴史の知識だけで、異世界サバイバルに役に立ちそうもない。それをどう有効活用するか。第1話の女神との対話でその設定について語られる。けっこう長い物語だが、内容のほとんどは金策とダンジョン攻略とコンカフェ経営。主人公以外の登場人物は女性ばかりだが、別にハーレムではない。過去作の「ヴァンパイアクイーン」から巫女の御巫翡翠、「最底辺のヴァンパイア」からサキュバスのエラが参戦。
文字数 175,566
最終更新日 2026.09.29
登録日 2026.09.25
ヴァンパイア世界はピラミッド型で,上から1,2,3と続き、俺は最低の第5階層。吸血の自由はない。上の階層のおこぼれを恵んでもらってかつかつで暮らす日々。だけど、そんな俺が「飯が食える」スキルを手にした。どう考えても外れスキルだが、なんとか上手く活かせないだろうか?これは、底辺の俺がなんとかもがいて生活を改善するというささやかな野望を実現する物語だ。飯が食えるようになるともはやヴァンパイアではなくなり人間化する。俺は食える仲間を増やして村を作った。淡い恋心も芽生えるが、人間として育っていないので感情の持って行きようがない。感情には不器用だがなぜか統率力は身についた。食えるようになる、それは通常の日本語で「一人前になる」という意味である。最下層からの成り上がり、そして階層構造に立ち向かう革命、と続けると勇ましい物語のように聞こえるが、基本はほのぼのした仲間との村づくりストーリーだ。
文字数 122,885
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.20
「織田家」とあるので戦国ものだと思われがちですが、戦国時代は79話のうち3話だけです。 信長の子孫が何代にも渡って国王を継ぎ、楽しい日本を作ります。物語は20世紀まで続くので、17世紀に立憲君主制に制度が変わり、名前だけの王家になった織田家の出番はほとんどなくなります。織田家の当主が登場するのは、年代スキップの後で時代状況の説明と青水という作者アバターとの脱力漫才が主となります。物語の主役は信長が設立した「金竜疾風」という忍びの組織です。 基本的に「虐げられた人たちを救う」ための歴史介入です。現実の歴史だけではなく、文学作品にも介入します。チートでひゃっほー!という要素は少なめです。量産型架空戦記にありがちな日本が無双する世界ではありません。控えめに幸せな日本になります。
文字数 218,118
最終更新日 2026.09.22
登録日 2026.09.19
ドラキュラ伯爵に杭を打ち込んだ男、ヴァンパイアハンターのヴァン・ヘルシングには妻がいた。その妻がアンデッドになっていたら?! ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」にはこうある。「そして私は、私にとっては死んでいるけれど、しかし教会法では生きていることになっている、もう心もない妻」。小説原典にはこれについてそれ以上の説明はない。死んでいるのに生きている。死んでいるのに葬ることができない存在、はっきりと死んだ状態にない存在。死んでいるように見えるが死んでいない。生きているように見えるが死んでいる。彼の妻は不死者ではないのか?ヴァンパイアハンターであるヴァン・ヘルシングは、本来ならば不死者に対しては躊躇いなく胸に杭を打ち込む。だが、それが愛する妻ならば、杭を握る手に、槌を振るう手に、力を込められただろうか?思い出して欲しい。ヴァン・ヘルシングは小説「ドラキュラ」でヴァンパイア化したルーシーに杭を打ち込む役を誰に任せたかを。ルーシーの婚約者であるアーサー・ホルムウッドだった。あれは苦い自戒ではなかったのか?自らの躊躇いゆえの過ちを若い世代に繰り返させないための非情の決断だったのではないか。いまかつての妻は幽閉されていた結界の牢獄を脱出した。彼女はヴァンパイアクイーンとして何をしようとするのか?
文字数 70,466
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.09.19
30代半ばで「成長のためだ」とドイツ支社への理不尽な配置換えを命じられた男。降って湧いたような海外転勤。成長のチャンスを欲しがっているやつらのために俺は身を引いた、というのは嘘で、そんな面倒な仕事がイヤだったので自主都合退職することになった。目立たずヒラのままで定年まで給料泥棒ギリギリの生活を望んでいたのにこの仕打ちは何だ。これといって自慢できるスキルがない営業職。それでも失業保険のためにハロワに登録して、俺は生きる術を探すことにした。そんなとき、公園で人間離れした金髪女性がベンチで途方に暮れている。目を合わせないように通り過ぎるつもりだったが、カップ焼きそばの食べ方がわからないという。なんと自分が辞めた会社の製品ではないか。丁寧に教えてあげたらお礼に加護をもらった。どう使えばいいのかわからない加護を3つ。ファートフォーサー(強制放屁)、ハンドマニピュレーション(手の動きを強制する)、ワーズフォーサー(5音節までの言葉を強制できる)。使い道がわからないが、悪事に手は染めないぞ。
文字数 64,249
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.09.18
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