あなたにおすすめの小説

聖女に「役立たず」と追放された薬草師、彼女が飲んでいた聖薬は全部私が作っていました 表紙

聖女に「役立たず」と追放された薬草師、彼女が飲んでいた聖薬は全部私が作っていました

「リゼ、お前はもう必要ない」 聖女率いる魔王討伐隊から、薬草師のリゼは突然追放された。 魔法も使えない。剣も振れない。 できることといえば、野営地で薬草を集め、傷薬や魔力薬を作ることだけ。 「薬草を拾っているだけの役立たず」 「聖女の奇跡があれば、薬師なんて必要ない」 そう言われても、リゼは黙って荷物をまとめた。 だが、彼女が去った翌日。 聖女の持つ聖薬が、まったく効かなくなった。 回復薬はただの水。 解毒薬は毒を消せず、魔力薬も一滴の魔力すら戻さない。 「どうして……聖女の奇跡が効かないの!?」 実は、聖女がこれまで使っていた聖薬は、すべてリゼが調合していたものだった。 リゼの固有能力《薬効継承》。 どんな薬草からでも、その本来の薬効を極限まで引き出すことができる、極めて希少な力。 そしてリゼがいなくなったことで、魔王討伐隊は初めて気づく。 彼らを支えていた「聖女の奇跡」の正体に。 一方その頃、追放されたリゼは小さな村で薬屋を始めていた。 そこへ、瀕死の冒険者が運び込まれる。 「頼む……この傷を治してくれ!」 リゼが一滴の薬を垂らすと―― 奇跡が起きた。 「……これが、本当の聖薬?」 役立たずと呼ばれた薬草師の、本当の価値が明らかになる。 そして聖女たちは、彼女を追放したことを後悔することになる。 「リゼ! 頼む、戻ってきてくれ!」 「ごめんなさい。もう、あなたたちの薬は作りません」 追放された少女の小さな薬屋から、世界を変える物語が始まる。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:3,733
「存じ上げませんが、どちら様ですか?」——忘れることが、最も残酷な復讐になった 表紙

「存じ上げませんが、どちら様ですか?」——忘れることが、最も残酷な復讐になった

伯爵令嬢フィーネは婚約破棄のショックで過去の記憶を全て失った。名前も、家族も、婚約者も——何もかも。保護してくれた辺境の薬師に弟子入りし、「フィー」と名乗る少女として穏やかに暮らし始めた。朝は薬草を摘み、昼は薬を調合し、夕方は師匠の息子——無口だが優しい青年ルカスと一緒に夕焼けを見る。「私、前の自分より今の自分が好きです」。五年後。辺境に一人の貴族が現れた。やつれた顔で「フィーネ、迎えに来た」と。彼女は首を傾げた。「存じ上げませんが、どちら様ですか?」——嘘ではなく、本当に覚えていない。忘れることが、最も残酷な復讐になった。
ファンタジー 完結 短編
文字数:10,372
生きるために逃げだした。幸せになりたい。 表紙

生きるために逃げだした。幸せになりたい。

屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。 2020/9/19 第一章終了 続きが書け次第また連載再開します。 2021/2/14 第二章開幕 2021/2/28 完結
ファンタジー 完結 長編
文字数:73,813
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~ 表紙

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
ファンタジー 完結 長編 R15
文字数:436,594
悪役令嬢の父は、家族の死亡フラグをすべて叩き潰すことにした 表紙

悪役令嬢の父は、家族の死亡フラグをすべて叩き潰すことにした

「うわ……最悪……」 王子の名前を愛娘の口からきいた瞬間、前世を思いだした俺。 愛する妻と娘を失って、王家に復讐する悪役令嬢の父に転生していると気づいてしまった。 気付いたなら、妻と娘の死亡フラグは破壊するよ。 まだ二人とも生きてるからね。 物語の通りになんて、させるか! ※他サイトにも掲載中
ファンタジー 完結 短編
文字数:8,124
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました 表紙

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ファンタジー 完結 長編 R15
文字数:575,598
クラス全員で異世界召喚されたが、俺だけ教室に取り残されたのでとりあえず帰宅した 表紙

クラス全員で異世界召喚されたが、俺だけ教室に取り残されたのでとりあえず帰宅した

 クラス全員で異世界召喚されたが、先生と俺が残っていた。  魔法もチートスキルもステータス画面すら表示されない、ただの「残され損」  異世界に行けなかった俺を待っていたのは、世知辛い現実だった。 AI使用状況 GoogleのGeminiさん使ってます〜 誤字脱字チェックと調べ物お願いしてます
ファンタジー 完結 短編
文字数:1,698
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな 表紙

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:3,237