授乳から始まる私とガウの異世界恋愛譚?〜私が抱いたこの感情は恋愛感情だと信じたい

 三島菜緒は帰宅の際、駅の階段でバランスを崩し転倒した。

 意識が黒一色に染まっていく中、次に気が付いた時には見知らぬ土地の木陰で横になっていた。

 仕事や人生の悩みも全部吸い込んでくれるような爽やかな青空の下、ひとりの青年と出会う事になる。

 垂れ耳、垂れ目の君と。
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