予定外の神子、異世界で幸せになる
両親の顔を知らない施設育ちの葵は、子供の頃から怪異に悩まされ、
美しく妖しげな容姿から下心のある大人たちの餌食となっていた。
だが怪異が酷くなるごとに周りの人間は葵を腫れ物のように扱うようになる。
そんな評判をどこからか聞きつけてきた代々陰陽師を生業とする柳楽(やぎら)家に引き取られ、
その能力を見込まれて養子となる。
柳楽家の跡取り息子の誠一郎に可愛がられるうちに依存するようになり、
柳楽家、誠一郎のためならとなんでも従順に仕事をこなすようになる。
時にはその身体すらも使って…。
ある時、急きょ仕事の応援に駆け付けた現場で嵌められたかのような状況のなか、
目の前で高校生が光る地面に引き込まれるように消え、葵もその光に取り込まれる。
辿り着いた先は異世界。
予定外の神子とされつつ男娼のような扱いの日々。
元の世界で使えた能力も使えない、式神も応えない。
自分に憑いていた神も…。
先に引きずり込まれた高校生を献身的に支える騎士に初めて「個としての葵」として扱われ、
少しずつ惹かれていくが…。
※オカルトはオリジナル設定です
※予告なくR18が入ります
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