朝から真夜中

森には魔物がいる。
魔物は綺麗な石を食べて、獣を引き裂き、山を駆ける。
名をパガナーリという。
家族を失って森へ逃げた少女は、森の魔物と出会う。魔物は石をくれるなら、少女を助けると約束する。石はまだ、少女の体の中にある。

「ナイ、本当にこの石が欲しい?」
「欲しい、とても」
「では、私に愛をこめて口付けを」


一万字で完結夜の小話。
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