病弱な幼なじみを優先する婚約者が溺愛していたのは、実はやっぱり病弱な幼なじみでした
「婚約者が、病弱な幼なじみばかり優先して私には会いに来ない」
また今日も、そう思っていた。
けれど彼が見ていたのは、私ではない。
夢の中に閉じ込められた“もう一人の幼なじみ”だった。
すれ違い続けた婚約の果てに、明かされる真実は――
「君を救うためなら、何度でも君を壊す」
それは愛か、それとも執着か。
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