未来で神様は猫を被った。
『私』と翔楼の出会いは小学生の頃。彼女のクラスに突然の転校生としてやってきた。その出会いをきっかけに、お互いの日常は一変。高校二年生になる頃には交際に至るまでに発展した。しかし、大学一年の最後、翔楼は突然の別れを告げ、『私』の前から忽然と消息を絶ってしまう。翔楼を探し出そうとするも、その努力は虚しく、日々は残酷に通り過ぎていく。時は経ち、真相もわからぬまま、『私』は翔楼の事を忘れ、前に踏み出すべきか思い悩んでいた。そんなある日、『私』は不慮の事故にあい、呆気なく命を落としてしう。
だがその死をきっかけに、『私』たちの運命は、思いがけずして再び交差する。
──これは想い合う二人が、死別した後の物語…
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