白夜の町で、雪色のきみと暮らす~北極圏の小さな雑貨喫茶とオーロラの魔法~
北極圏の小さな町ルミラヴィで、十五歳のアイナは、療養に出た祖母に代わって雑貨喫茶「白夜亭」を預かることになった。けれど、町を守る“冬守り”である祖母と違い、アイナに使えるのは、スープを少し冷めにくくしたり、毛糸に小さなおまじないを込めたりする程度の生活魔法だけ。そんなある日、白い毛玉のような北の使いニエルが煙突から落ちてくる。「この町のオーロラが、眠りかけている」時を同じくして、祭りの飾り紐がほどけ、毛糸から色が消えるなど、町では奇妙な異変が起こり始める。アイナは、雪原から町の学校へやってきた寡黙な少女リーヴァとともに、忘れられた歌や手仕事の意味を探すことに。温かなスープ、色とりどりの毛糸、雪原の子守歌――。小さな魔法と二人の絆が、眠るオーロラをもう一度空へ導く。北極圏の雑貨喫茶を舞台にした、少女二人の百合スローライフファンタジー。
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